内祝いはお祝いをもらった人だけでなくもらっていない人にも贈ることがありますが、お返しは何かをもらった人だけに贈ります。
頂いたお祝いのお返しとして内祝いのギフトを贈る際には、受け取る相手のことを考えて好みに合うものを選ぶことが大切です。たとえ自分にとって趣味が良くお洒落に思える品物であっても、相手も同じように感じるとは限らないため、趣味の押し付けにならないようにする必要があります。普段、交流のない相手だと好みがよく分からないケースも多いものですが、その場合には贈る方の年齢や性別、家族構成などを基準に考えると選びやすくなります。
結婚や出産などのお祝いのギフトは、滅多に会う機会がない方からいただくことも少なくありません。そういった日常的なお付き合いがない方へお返しをする場合には、使い道が多い品物を選ぶのも1つの方法です。使ってしまえば手元に残らない品物なら、好みに合わなかった場合でも無駄になることは少ないからです。内祝いの贈り物には、そのような消耗品が選ばれることが多くあり、なかでも代表的な品物といえば、バスタオルやフェイスタオルです。これらは何枚あっても無駄になりにくく、掃除に使うこともできるほか、受け取った本人でなくても家族が使うこともできるでしょう。また食べてしまえば手元に残らない食品も内祝いの品に適していて、特に日持ちするもの品は相手にも負担がかからずおすすめです。